IOC 緊急事態宣言拡大で感染対策徹底を改めて呼びかけ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言の対象地域が拡大されたことを受けて、東京オリンピックの関係者に向けて、IOC=国際オリンピック委員会は宣言の内容などを周知する文書を出し、感染対策の徹底を改めて呼びかけました。

新型コロナウイルスの全国での感染拡大を受けて、緊急事態宣言の対象地域に、競技会場がある埼玉、千葉、神奈川の3県が追加されました。

これを受けて、IOCは各国や地域の選手団や国際競技団体、それにメディアなどの大会関係者に向けて、緊急事態宣言の対象地域が拡大されたことや、マラソンや競歩が行われる北海道にまん延防止等重点措置が適用されたことを周知する文書を出して、感染対策の徹底を改めて呼びかけました。

組織委員会やIOCは、競技を終えた選手に対してもルールの順守を求めるなど、国内の感染拡大が続く中で、オリンピックに関わる人たちの感染対策を徹底していくことにしています。