これを受けて業界団体ではごみ捨てをなくすために、投入口の位置を変えた新しい回収ボックスを作りました。
新しいボックスはペットボトルや空き缶を下から入れる形になっています。
従来のものは、投入口が上向きや横向きについていて、ほかのごみも捨てやすくなっていました。

自動販売機横の回収ボックス 下から入れる形に ごみ捨て防止で
ペットボトルなどのリサイクルのために自動販売機の横に設置されている回収ボックスですが、ほかのごみを捨てられないよう下から入れる新しい形が全国で導入されることになりました。
自動販売機の横にあるペットボトルや空き缶の回収ボックスは、捨てられているごみのおよそ3割が、たばこの吸い殻や弁当の空き箱などのごみで占められています。


さらに投入口の直径も小さくしてペットボトルとほぼ同じにしたほか、ふたには結束バンドの取り付けも可能にし、開けられないようにしています。
業界団体では、来月から静岡県と愛知県にこの回収ボックスを試験的に設置して、効果を確かめたうえで、来年の秋以降、全国で本格的に導入したいとしています。
全国清涼飲料連合会の白石和弘自販機部長は「業界としても回収ボックスは資源を回収するためのもので、ごみ捨てではないと呼びかけていきたい」と話していました。
業界団体では、来月から静岡県と愛知県にこの回収ボックスを試験的に設置して、効果を確かめたうえで、来年の秋以降、全国で本格的に導入したいとしています。
全国清涼飲料連合会の白石和弘自販機部長は「業界としても回収ボックスは資源を回収するためのもので、ごみ捨てではないと呼びかけていきたい」と話していました。