オリンピック競泳 2冠の大橋悠依「すべてが生きた」

夏のオリンピックで日本の女子選手として初めて1つの大会で2つの金メダルを獲得した競泳の大橋悠依選手が会見を開き、「この5年間で苦しいことがたくさんあったが、すべてが生きたレースだった」と大会を振り返りました。

東京オリンピックで日本の競泳陣は大橋選手が女子400メートル個人メドレーと女子200メートル個人メドレーの2種目で金メダルに輝いたほか、19歳の本多灯選手が男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得し、合わせて3つのメダルを獲得しました。

競技は1日、9日間にわたって行われた35種目すべてのレースが終わり、一夜明けた2日はメダリストの2人が東京都内で会見しました。
このうち夏のオリンピックで日本の女子選手として初めて1つの大会で2つの金メダルを獲得した大橋選手は「2種目ともメダル獲得を目指していたが、いまも実感はなく不思議な気持ちの中にいる」と現在の心境を話しました。

そのうえで自身の調子が開幕直前まで上がりきらなかったことを踏まえて、「始まる前までは、こんなに楽しいオリンピックになると思っていなかった。リオデジャネイロ大会の出場を逃してから、この5年間で苦しいことがたくさんあったが、すべてが生きたレースだった」と振り返りました。

3年後のパリ大会に向けては「今のところ、あまり先のことは考えていない」と話していましたが、来年、福岡市で行われる世界選手権への出場については意欲を示しました。

銀メダルの本多灯「1位の選手とすべての面で差」

また、19歳の本多選手は「銀メダルが取れてうれしい」と率直に喜びを表したあと、「1位の選手と比べてすべての面で差があり、悔しさも感じた。後半はすごくいい泳ぎができた手応えもあるが、パリ大会に向けてさらに成長していきたい」と飛躍を誓いました。
このあと、2人は今月末から始まる短水路の国際大会、ISL(インターナショナルスインミングリーグ)に出場する予定だということです。