オリンピック メダリストがボランティアにブーケ“感謝の印”

東京オリンピックの表彰式で、副賞として受け取ったブーケを大会ボランティアに贈ったメダリストがいます。競技人生の喜びの日に口にしたのは、大会を支える人たちへの感謝でした。

この選手はドイツ代表の32歳、ハネス・アイグナー選手です。

大会8日目の先月30日、カヌースラロームの男子カヤックシングルで3位に入り、銅メダルを獲得しました。

そして表彰式のあと、アイグナー選手は副賞として受け取ったヒマワリやリンドウなどのビクトリーブーケを大会ボランティアの女性に贈りました。

ドイツチームがツイッターに投稿した写真には、アイグナー選手がブーケを持ったボランティアや、銅メダルを手にしたほかのボランティアの女性たちと笑顔で記念撮影に応じる様子が写っています。

アイグナー選手はドイツの公共放送ZDFのインタビューに「困難な状況の中でも準備をすべて整えてくれた日本の人たちへの、感謝の印のようなものです」と答えました。

そして「みずから進んで仕事をして、暑い中で立っているボランティアの人たちを本当に尊敬します。だからこそ、もっとすばらしい1日にしてあげたいと思いました」と大会ボランティアへの感謝を述べました。

競技人生の喜びの日にアイグナー選手が見せた周りへの思いやりは、表彰式の会場を一層輝かせていました。