オリンピック 水球女子 日本 全敗で大会終える

東京オリンピックの水球女子で、日本は予選リーグの最終戦で、ロシアオリンピック委員会と対戦し、16対20で敗れました。オリンピック初出場の日本は予選リーグ4連敗で大会を終えました。

水球女子でオリンピック初出場の日本はここまで予選リーグ3連敗で、すでに敗退が決まっていて、1日の最終戦でロシアオリンピック委員会と対戦しました。

日本は開始直後から相手の速攻に対応できず、16秒で先制ゴールを決められるなど、立て続けに3点を失いましたが、カウンター攻撃から浦映月選手がゴールを決めるなどして反撃し、第1クオーターを5対5の同点で終えました。

しかし、第2クオーターからは相手の勢いが上回り、5連続ゴールを決められるなどしてリードを広げられました。

それでも6点を追う最終の第4クオーターでは、河口華子選手から始まる4連続得点で16対18と一時、2点差にまで迫りました。

その後も強烈なシュートで得点を狙いましたが、相手の守備に阻まれ、16対20で敗れました。

日本は予選リーグ4連敗と勝利を挙げられず、大会を終えました。

本宮監督「初の五輪出場はいい経験 今後さらに強化」

本宮万記弘監督は「相手のスタミナを減らすために全員で泳ぐという日本のスタイルを貫き、最後の追い上げにつなげることができたのは誇れるところだ」と選手たちをたたえました。

そのうえで「初めてのオリンピック出場でいい経験になったが、勝つことは甘くないと思った。今後ももっと強化して世界で勝てるようになりたい」と話していました。

キャプテン新澤「今後は水球界の発展のためサポート」

キャプテン、新澤由貴選手は「強豪のロシアオリンピック委員会を相手に最後の追い上げを見せられたのはうれしかった」と振り返りました。

そして、新澤選手はことし10月の日本選手権を最後に現役を引退することを明らかにしたうえで「苦しいこともつらいこともたくさんあったが、いろいろな人の思いを背負ってオリンピックの舞台に立つことができた。今後は水球界の発展のためにサポートしていきたい」と話していました。

チーム最多得点 有馬「パリ大会は自力出場で」

チーム最多の5点を挙げた有馬優美選手は「負けはしたが、今大会初勝利を目指して気持ちを1つにし、相手を追い詰められたのはよかった」と振り返りました。

そのうえで今後に向けては「今回のオリンピック出場が日本の女子水球界にとって新たな一歩になった。今回は開催国枠だったので次のパリ大会は自力で出られるように頑張っていきたい」と前を向いていました。