九州北部に非常に激しい雨のおそれ 土砂災害に厳重警戒を

大気の状態が不安定になり、佐賀県の唐津市鎮西町付近では午前6時半までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。このあとも九州北部では局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害に厳重な警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で九州北部を中心に発達した雨雲がかかっています。

レーダーによる解析では佐賀県の唐津市鎮西町付近で午前6時30分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。土砂災害や川の氾濫に厳重に警戒し安全を確保するよう、呼びかけています。

佐賀県玄海町は午前7時に町内全域の2006世帯5376人に「避難指示」を出し、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。

また、午前7時40分までの1時間には、福岡県久留米市で40ミリの激しい雨が降りました。

1日は九州のほか、東日本や東北でも大気の状態が非常に不安定になる見込みで、局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降るおそれがあります。

2日の朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽九州北部で150ミリ
▽東北で100ミリ
▽関東甲信と北陸で80ミリと予想されています。

気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水、それに河川の増水・氾濫にも警戒を呼びかけています。また、落雷や竜巻など突風、「ひょう」にも注意が必要です。