オリンピック 男子走り幅跳び 橋岡が37年ぶり決勝進出

東京オリンピック、陸上の男子走り幅跳び予選で橋岡優輝選手が1回目の跳躍で予選通過記録を超える8メートル17センチをマークし、決勝進出を決めました。この種目で日本選手が決勝に進むのは、ロサンゼルス大会以来37年ぶりです。

男子走り幅跳びは31日、予選が行われ、8メートル15センチを超えるか、出場する32人のうち上位12人に入った選手が決勝に進みます。

日本からはいずれも初出場で、ことしの日本選手権を自己ベストの8メートル36センチで優勝した橋岡選手、8メートル40センチの日本記録を持つ城山正太郎選手それに、日本歴代4位の8メートル23センチの記録を持つ津波響樹選手が出場しました。

橋岡選手は1回目に追い風0.4メートルの中、スピードを生かした力強い跳躍で8メートル17センチをマークし、予選通過記録を超えたことで、決勝進出を決めました。

この種目で、日本選手が決勝に進むのはロサンゼルス大会の臼井淳一さん以来37年ぶりです。

橋岡選手がマークした8メートル17センチは全体で3番目の記録です。

城山選手は7メートル70センチで全体の23位、津波選手は7メートル61センチで全体の26位に終わり、決勝に進出することはできませんでした。

橋岡「メダル目指して頑張る」

決勝進出を決めた橋岡選手は、1回目の跳躍で予選通過記録を超えたことについて「とりあえずほっとした。1回目で決められたことで決勝に向けての計画も立てやすくなり、準備もできるので収穫だと思う」と話しました。

決勝に向けては「きょうも万全とは言えない跳躍だったので、修正点をあした確認して、メダル獲得を目指して頑張る」と意気込んでいました。

城山・津波は決勝進出ならず

城山正太郎選手は7メートル70センチ、津波響樹選手は7メートル61センチに終わり、ともに予選通過記録の8メートル15センチに届かず上位12人にも入れなかったため、決勝進出はなりませんでした。

津波「とても悔しい」

陸上の男子走り幅跳び予選で敗退した津波響樹選手は競技を終えて「満足いくような結果ではなく、とても悔しい。アップ中は調子がよかったが、いざ本番になると思いどおりのパフォーマンスができなかったのが心残りだ」と振り返りました。

そのうえで「経験が足りていないし、持っている力を発揮できるように自信を持たないと大きな舞台で戦えないと感じた」と悔しそうに話していました。

城山「この経験を次につなげたい」

陸上の男子走り幅跳び予選で敗退した城山正太郎選手は競技を終えて「いままでいちばん緊張感のある試合だった。調子は悪くなかったが、その中でまとめることができなかった」と振り返りました。

そのうえで「決勝に残って勝負する目標が達成できなくて悔しいが、この経験を次のオリンピックや世界選手権につなげたい」と前向きに話していました。