オリンピック ゴルフ男子 松山 単独2位で最終日へ 首位に1打差

東京オリンピック、ゴルフ男子の第3ラウンドで、日本の松山英樹選手はスコアを4つ伸ばして通算13アンダーと首位に1打差の2位に浮上し、8月1日の最終ラウンドに臨みます。
一方、星野陸也選手はスコアを2つ落とし、通算1アンダーで46位に順位を下げました。

埼玉県川越市で行われているゴルフ男子の松山選手は、30日から順延となった第2ラウンドの残り2ホールでスコアを1つ伸ばし、通算9アンダーで第3ラウンドを迎えました。

1番パー4ではティーショットをラフに入れて、いきなりボギー発進となりましたが、すぐに2番のパー4でバーディーを奪うと、3番も長い距離のパットを沈めて連続バーディーとします。

後半は我慢のゴルフが続きましたが、17番パー4でバンカーからの第2打をグリーンに乗せると、傾斜をうまく使ってピンそばに寄せてバーディーを奪いました。

松山選手は第3ラウンドをバーディー5つ、ボギー1つでスコアを4つ伸ばし、通算13アンダーで首位と1打差の単独2位に浮上しました。

一方、星野選手は1番をボギーとしたあと、すぐに2番でバーディーを奪いましたが、14番でダブルボギーをたたいたのが響いて、この日、スコアを2つ落として通算1アンダーで46位に順位を下げました。

アメリカのザンダー・シャフリー選手が、通算14アンダーで単独首位を守り、イギリスのポール・ケーシー選手とメキシコのカルロス・オルティーズ選手が首位に2打差の通算12アンダーで3位につけています。

さらに1打差の5位にはアイルランドのローリー・マキロイ選手など4人が並んでいて、メダル争いは混戦となっています。

松山英樹「しっかり金メダルを目指したい」

第3ラウンドを終えて通算13アンダーで2位につけている松山英樹選手は「新型コロナウイルス感染もあり、体力が戻り切ってなくしんどい部分もあったがそれは言い訳でしかない。しっかり上位で最終日にいい位置で終わろうとやりきった結果です」と振り返りました。

そのうえで結果には納得していないとして「きょうはあんまりよくなかったので何ともいえない。あす、いいパットが打てるように準備したい」と厳しい表情を崩しませんでした。

金メダルがかかる8月1日の最終ラウンドに向けては「すごく楽しみな1日になるので、自分の持っているものを出し切りたい。ゴルフのメジャー大会では優勝しか評価されないが、オリンピックは3位でも銅メダルが与えられる。それがどういうモチベーションになるか分からないので、しっかり金メダルを目指したい」と話していました。

星野陸也「本当に悔しい3日目になってしまった」

第3ラウンドでスコアを2つ落とし、通算1アンダーとした星野陸也選手は「伸ばさないといけない日にスコアを落としてしまって、本当に悔しい3日目になってしまった。ティーショットが乱れてまっすぐフェアウェイに飛ばすことができず、よい流れに持っていけなかった」と悔しそうな表情で振り返りました。

それでも8月1日の最終ラウンドに向けては「最後の1日なので1つでも順位を上げて、気持ちよくプレーして終わりたい」と気持ちを切り替えていました。

米代表 コリン・モリカワ「自分にとってすごい経験」

直前に開かれた海外メジャー、全英オープンで優勝したアメリカ代表のコリン・モリカワ選手は、スコアを4つ伸ばして通算7アンダーで第3ラウンドを終えました。

ルーツがある日本でのプレーについて、モリカワ選手は「こんなに美しいコースでプレーしているので、ときどきは暑さのことを忘れてしまうが、立っているときに暑さや汗を感じて本当にタフだと思う」と述べ、日本の厳しい暑さに驚いた様子でした。

そのうえで「オリンピックは世界の一大スポーツイベントで、世界中の人たちが見ている。国を代表しているなんてすごく興奮することだし、オリンピック種目としてゴルフがあるなんてすごいことで、本当にこれは自分にとってすごい経験だと思う」とオリンピックにかける思いを明かしました。

8月1日の最終ラウンドに向けては「もちろんメダルがほしいので、あすはもっともっとよいプレーをしなければならないし、自分にラッキーなことが起きる必要もある」と話していました。