埼玉県知事がワクチン接種 県民に接種呼びかけ

埼玉県の大野知事は31日、新型コロナウイルスのワクチン接種をさいたま市の会場で受け、「県としてもワクチンの確保に尽力するので、幅広い層の方に接種をお願いしたい」と県民に対して接種を呼びかけました。

大野知事は31日午後、みずから予約をした、さいたま市の浦和区役所の接種会場で1回目のワクチン接種を受けました。

大野知事はこのあと、報道陣の取材に対して「これまでにないペースで感染者数が増えており、接種をより拡大していく必要がある。県も市町村とともにワクチンの確保に尽力するので、一刻も早く1人でも多くの方に接種をしていただきたい」と話し、県民に対して接種を呼びかけました。

知事は、来月21日に2回目の接種を受ける予定だということです。

埼玉県内では29日までに2回目の接種を終えている人は、対象となる人のうちおよそ25%にとどまっていて、県は接種を加速させるため、来月新たに4か所の接種会場を開設することにしています。