オリンピック反対の活動家逮捕で中核派の拠点捜索 警視庁

東京オリンピックの開会式当日に大会の中止を求めるデモに参加していた活動家が公務執行妨害の疑いで逮捕されたことを受けて、警視庁は活動家が所属する過激派「中核派」の拠点を捜索しました。

東京オリンピックの開会式が行われた今月23日、会場の国立競技場近くで大会の中止を求めるデモに参加していた40歳の活動家が、警察官の手首をつかんだとして公務執行妨害の疑いで逮捕されました。

これを受けて、警視庁は31日、活動家が所属する「中核派」の東京・江戸川区にある拠点を捜索しました。

警察当局によりますと、中核派は1971年に東京・渋谷区の派出所が襲われ警察官が殺害された「渋谷暴動事件」など100件以上の事件を起こしたとされ、今もおよそ4700人のメンバーが活動しているということです。

開会式の当日は国立競技場近くにおよそ70人が集まり、警察官ともみ合いになるなど現場は一時、騒然となりました。

中核派はメンバーの高齢化が進んでいるとされていますが、去年からは組織のトップで潜伏して活動してきた清水丈夫議長(83)が51年ぶりに姿を見せていて、警視庁は現在の組織の活動実態を調べています。