オリンピック 陸上 女子5000m 廣中が自己ベストで決勝進出

東京オリンピック、陸上は30日、女子5000メートルの予選が行われ、廣中璃梨佳選手が決勝進出を決めました。

女子5000メートルは2組に分かれて予選が行われ、各組の上位5着までとタイムが上位の合わせて15人が決勝に進みます。

予選1組には廣中選手と萩谷楓選手が出場し、廣中選手は序盤、先頭でレースを引っ張る積極的な走りをみせ、萩谷選手も先頭集団の中でレースを進めました。

両選手とも残り1周を前にしてペースアップした先頭集団について行くことができませんでしたが、最後まで粘りの走りを見せ、廣中選手は14分55秒87で9着、萩谷選手は15分4秒95で12着に入り、ともに自己ベストを記録しました。

予選2組には田中希実選手が出場し、終始先頭が見える好位置でレースを進めましたが、ラスト1周でのスパート勝負でわずかに及ばず、14分59秒93と自己ベストをマークしたものの、6着となりました。

3選手とも着順での決勝進出は果たせませんでしたが、タイムで上位5人に入った廣中選手が決勝への進出を決めました。

田中選手はわずか0秒38差で上位5人に入れず、決勝進出を逃しました。

女子5000メートル決勝は来月2日に行われます。

廣中「自分らしく怖いもの知らずで行こうと」

自己ベストを更新し、初めてのオリンピックで決勝進出を決めた廣中選手は「初めてのオリンピックなので、自分らしく怖いもの知らずで、思い切り積極的に行こうという流れで行った。1段階ギアを上げたかったのが本音だが、自己ベストをこの舞台で出せたのは自分の中で今後につながるレースになった」と振り返りました。

そして、「まずはこのレースに笑顔で立てたことについて、たくさんの人の支えがあってやってこられたので、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔で話していました。

萩谷・田中は決勝進出ならず

同じく予選1組に出場した萩谷楓選手も15分4秒95の自己ベストを記録しましたが12着となり、決勝進出を逃しました。

また、予選2組に出場した田中希実選手は14分59秒93で自己ベストを更新し、6着となりましたが、タイムで上位5人までには入れず、決勝進出を逃しました。

萩谷「世界のレベルの違いを痛感」

自己ベストのタイムを出したものの決勝進出を逃した萩谷選手は初のオリンピックのレースを終えて「貴重な経験をすることができ、今後につながるレースができたかなとは思うが、世界のレベルの違いを痛感させられた。日本国内のレースでは味わうことのできない感覚を得ることができたので、自分自身大きくなれたかなと思う。きょう出てしまった弱さを強化できるように練習していきたい」と話していました。

田中「世界のレベル上がってきている 出直してきたい」

女子5000メートルの予選2組で、自己ベストのタイムを出したものの、わずか0秒38差で決勝進出を逃した田中希実選手は「世界のラストの上がりに対応できなかったのは悔しい。15分を切れば決勝進出の可能性が高いと思っていたが、そこまで世界のレベルが上がってきているということなので、もう一回出直してきたいなと思う」と振り返りました。

また、出場を予定している3日後の女子1500メートルについては「せっかくの舞台なので自己ベストねらいたい」と話していました。