難民申請のミャンマーサッカー選手 横浜拠点J3の練習に初参加

サッカーのミャンマー代表として来日し、軍への抗議の意思を示したあと、日本で難民認定を申請している選手が横浜のJリーグのクラブに練習生として加入し、30日に初めての練習に臨みました。

ピエ・リアン・アウン選手は、サッカーのワールドカップアジア2次予選のため、ことし5月、ミャンマー代表のゴールキーパーとして来日しましたが、母国で市民への弾圧を続ける軍に対し抗議の意思を示したあと、帰国すれば迫害されるおそれがあるとして日本にとどまり、難民認定を申請しています。

そして、選手について報道で知った横浜市を拠点とするJ3のYSCC横浜からの申し出を受け、練習生としてクラブに加入することが決まりました。

30日に初めての練習に参加したピエ・リアン・アウン選手は、通訳を介してチームメートにあいさつをしたあと、キャッチングの練習などで1時間ほど汗を流し、コーチから指導を受ける中で、笑顔を見せる場面もありました。

クラブによりますと、今後はJリーグへの選手登録を目指す一方、フットサルチームの練習にも参加する予定だということです。

ピエ・リアン・アウン選手は「サッカーを続けられる機会をいただき、感謝しています。一生懸命頑張りたい」と話していました。

一方、今週に入っても、故郷のマンダレーで、軍への抗議デモに参加した若者が治安当局による銃撃で死亡したと伝えられていることに触れ「グラウンドを離れた瞬間にミャンマーのことを思い出し、胸が痛く悲しい気持ちになる。1日も早く平和になってほしい」と訴えました。