オリンピック “ピクトグラムが止まらない” ママたちも参入

東京オリンピックの開会式で話題を呼んだピクトグラム。SNS上では独自のピクトグラムを投稿する動きがいまも続いていて、おむつ替えの苦労や食事中の子どもとの攻防を競技種目のように表した「子育てピクトグラム」にたくさんの反響が寄せられています。

7月27日に投稿されたのは「ママリンピック(パパリンピック)2020競技種目一覧」というタイトルで、3日間で10万4000以上の「いいね」がつきました。
おむつをさせようとする際、動き回る子どもを追いかけるのは「おむつがえ」、食事中に子どもが食べ物を投げてしまうのは「ごはん投げ」、それを親が必死に受け止めるのは「ごはんキャッチ」と、子育てのどたばたを、競技種目のようなタイトルとともに紹介しています。
背負った子どもと、手を引っ張って嫌がる子どもとの買い物は「おかいもの(3人制)」です。
これに対して「ご飯投げに取り組んでいるのがうちの子だけじゃないと思うと安心?します」とか「金メダルの日もあれば、入賞ならず悔しい日もあるのだろうと思うと泣けてくる」などと、それぞれの子育てへの思いを重ねた反響が寄せられています。

ピクトグラムを作ったのは去年の6月に女の子を出産した「えぽ」さんで、新型コロナの感染拡大で外出できず、子育て中の人と交流する機会が減っていたそうです。

えぽさんは作ったきっかけについて「大変なこともピクトグラムのように競技と思うと少し冷静に、前向きになれるのではないかと思いました」と話していて、反響の多さについては「ふだんも子育てについて発信しているのですがこんなにたくさんの反響は初めてです。いまは思うように交流できないので、共感の声を寄せてもらえると大変なのは自分だけじゃないんだと私自身も安心できます」と語っていました。
また2歳と8歳の男の子を育てる「星田つまみ」さんは「ぴくと2歳児」というタイトルで、なかなか、言うことを聞いてくれない子どもの姿をピクトグラムにして投稿しました。
用意した食事を食べようとせずテーブルから逃げる姿は「たべない!」、またおやつを隠れて食べようとした親を見つけ、自分もほしいと指を指す姿は「それ、たべたい」というタイトルで特にお気に入りだということです。

星田さんは「隠れてお菓子を食べようとしたところ袋を開ける音で見つかってしまった経験があります。親の後ろめたさと、それを察する2歳児の能力の高さをおもしろく表現したいと考えて作りました」と話していました。
そして「体全体で自分の思いを表現する2歳児は、アスリートのようです。向かい合う親もまたアスリート並に気力体力がフルスロットルです」と子育ての思いについて語り、「子育ては、しんどさとかわいさ、楽しさが背中合わせです。スポーツに似ているけれど、ゴールテープのない競技。投稿を見てくれた人に自分も頑張ろうと思ってもらえるとうれしいです」と話していました。