五輪 陸上男子走り高跳び 戸邉が49年ぶり決勝進出 衛藤は敗退

30日から始まった東京オリンピック、陸上は男子走り高跳び予選に戸邉直人選手と衛藤昂選手が出場し、戸邉選手が決勝に進出しました。
この種目で日本選手の決勝進出は49年ぶりです。

男子走り高跳びは2組に分かれて予選が行われました。

グループAの衛藤選手は、最初の2メートル17センチと2メートル21センチを1回でクリアしましたが、次の2メートル25センチを3回跳んでいずれも失敗し、決勝進出とはなりませんでした。

一方、グループBの戸邉選手は、2メートル21センチを1回跳んで失敗するものの2回目でクリアし、その後の2メートル25センチと2メートル28センチをそれぞれ1回でクリアし、この種目、日本選手として49年ぶりとなる決勝進出を決めました。

決勝は8月1日です。

戸邉直人「無事に決勝進出 ほっとしている」

戸邉直人選手は「踏み切る足に違和感があって、そこが心配だったが、無事に決勝進出を決められて、ほっとしている」と話していました。

そして「2メートル21センチでの失敗で気が楽になって、リラックスできて技術的に立て直せた。きのうはわくわくして寝られなかったが、最高の試合だった」と振り返ったうえで「足はもう問題を感じていなく、ずっと金メダルを目指して頑張ってきたので、目標を達成できるように思いっきりやるだけだ」と話していました。

衛藤昂 “きょうで最後”

衛藤昂選手は「きょう出せる力は出せたと思います。2回目のオリンピックだったので風景や雰囲気をしっかり目に焼き付けて、試合ができたのでよかったです。自国開催のオリンピックに出場できたことはアスリートとしては幸せです」と話していました。

その後のインタビューで衛藤選手は、今後について「きょうで最後、終わりました。グレーな部分もあるが、そういうつもりできょうは挑んだ。18年間、走り高跳びをやってきて、振り返ると長かったが、最後にこういう舞台で試合ができたのは幸せだと思う。指導者にはならないが、またタイミングをみてお伝えしていければと思う」と話し、30日が現役生活の最後になる可能性が高いことを明らかにしました。