“着たいもの着るべき” オリンピック 体操のドイツ選手

東京オリンピック、29日に行われた体操の女子個人総合の決勝では、ドイツの選手2人のうち1人が全身を覆うボディースーツのユニフォームで、もう1人がレオタードで出場し、選手の1人は競技後「『誰もが自分の着たいユニフォームを着るべきだ』という考えを共有したかった」と述べました。

体操女子では、選手たちがレオタードを着用して演技を行ってきましたが、ドイツの選手たちは今大会の予選で全身を覆うボディースーツのユニフォームで出場しました。

ドイツはことし4月のヨーロッパ選手権でもこのユニフォームを着用し、ドイツの体操協会はその理由についてSNSで「体操の性的な問題について、女性アスリートが不安になることなく美しさを示すため」などと記しています。

29日行われた個人総合の決勝では、キム・ブイ選手がボディースーツのユニフォームを、エリザベット・ザイツ選手がレオタードで、それぞれ演技しました。

2人がそれぞれ異なるユニフォームで演技した理由について、競技後、ザイツ選手は「『誰もが自分の着たいユニフォームを着るべきだ』という考えを共有したかった」と話しました。

そして「競技をしていて居心地が悪いと感じたり、性差別があったりしたとき、自分で何を着るかを選ぶことができれば、それが女性アスリートを守ることにつながる」と話していました。