株取り引きアプリ運営 米「ロビンフッド」 ナスダック上場

株取り引きのアプリで急速に利用者を増やしているアメリカのスタートアップ、ロビンフッドが29日、ナスダックに上場し、時価総額は3兆円を超えました。

29日、ナスダックに上場したロビンフッドは2013年に創業した西部カリフォルニア州に本社を置くスタートアップで、スマートフォンのアプリを使った株取り引きのサービスを提供しています。

上場日の29日の終値は34ドル82セントと、公開価格の38ドルを下回り、企業価値を示す時価総額は290億9800万ドル(日本円でおよそ3兆1800億円)となりました。

会社が運営するアプリは、少額から手軽に株取り引きができることや手数料がかからないことから、利用者はことし3月時点で1か月当たり1700万人余りと急増していて、こうした個人投資家の増加がニューヨーク市場の株価回復の要因の一つとされています。

一方で、ことし1月にニューヨーク市場でゲームソフトの小売企業の株価が乱高下した際には、SNSで情報交換した個人投資家がこうしたアプリを使って大量の買い注文を出しましたが、会社が一時的に売買を制限したため市場を混乱させたなどと批判を受けていて、投資家保護の観点から課題も指摘されています。