GAFA決算 いずれも大幅増益に 今後成長鈍るおそれとの見方も

アメリカのIT大手各社の先月までの3か月間の決算が出そろい、新型コロナウイルスの感染拡大でIT関連の製品やサービスの需要が増えたことで、いずれも大幅な増益となりました。
ただ、今後については、成長が鈍るおそれがあるとの見方も示されました。

このうち、アマゾンが29日に発表したことし4月から先月までの決算は、最終的な利益が77億7800万ドル(日本円でおよそ8500億円)と、前の年の同じ時期と比べて48%増えました。

感染拡大の影響で外出を控えてインターネット通販を利用する人が増えたことに加え、クラウド事業も伸びました。

これでIT大手各社の決算が出そろい、最終利益で見ますと、アップルがおよそ2兆3000億円で1.9倍、グーグルの持ち株会社、アルファベットがおよそ2兆円で2.6倍でした。

さらに、マイクロソフトがおよそ1兆8000億円で1.4倍、フェイスブックが1兆1000億円余りでほぼ2倍と、いずれも大幅な増益になり、5社の最終利益の合計は8兆円規模に膨らみました。

アメリカでは、感染拡大以降、巨大IT企業のひとり勝ちとも言える状況が続いています。

ただ、今後については、アマゾンが経済活動の再開でネット通販の利用が減ると予測しているほか、アップルも世界的な半導体不足の影響でスマートフォンなどの生産に影響が出る可能性があるとし、成長が鈍るおそれがあるとの見方も示されました。