社会

新型コロナ ”そのイメージ、ズレてるかも” 医師の投稿が話題

感染の拡大が続く新型コロナウイルス、一般の人が考えている重症などの症状と、医師が考える症状との違いをイラストで示したツイートが話題になっていて「このズレは恐ろしい」などといった声が寄せられています。
イラストを投稿したのはアメリカで内科医として活動する安川康介さんです。
“軽症”については一部の人のイメージでは「全然平気、風邪程度」ですが、医師にとっては、酸素の投与はいらないものの咳が続いている状態を示しています。
また”中等症”は一部の人は「息苦しさが出そう」ですが、医師にとっては「肺炎が広がっていて多くの人にとって人生で一番苦しい」状態としています。

そして”重症”は、一部の人は「入院が必要だろう」というイメージですが、医師には「助からないかもしれない」という深刻な状況だとして、大きなギャップがあることを示しています。

また「軽症や中等症といってもピンとこない方もいるので、スライドを作ってみました」
「日本の『重症』の定義は人工呼吸器や集中治療が必要な状態です」
などと絵でわかりやすく説明した動機も投稿しています。

日本の医療現場での正式な分類は「軽症」「中等症1」「中等症2」「重症」の4つの段階に分けられています。

このうち「中等症」は、呼吸困難や肺炎の所見がある「中等症1」と酸素の投与が必要なほど症状が悪化した「中等症2」に分類されています。
この投稿に対して「この“ズレ”は、恐ろしいです。『コロナ疲れ』ではありますが、気をつけ続けたいです」とか「私も先日コロナにかかり中等症までいきました。『今までで1番きつい』の表現が最も当てはまりました」といった反響が寄せられています。

このうち中等症になったという男性は、「私は30代で体格もよく体力もありますが、それでもかなりつらかった。入院中、これで中等症なら重症はどれだけ大変なんだろうと病院の天井を見上げながら思っていました。かぜかもって思ったら周りに気兼ねせずすぐに検査したほうがいいです。自分は放置してつらい思いをしました」と話していました。

このほか、感染によって親しい人を亡くしたとみられる人からも「この図に加えて皆さんに知ってほしいのは、母がそうでしたが、『中等症から(重症を経ず)亡くなる人が多い』ことです」など新型コロナウイルスの怖さを訴える声も寄せられていました。

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