クロマグロ国際会議 大型マグロの漁獲量 上限15%増で合意

太平洋クロマグロの資源管理を話し合う国際会議が29日、閉幕し、日本の近海を含む中西部での大型のマグロの漁獲量の上限を一律15%増やすことで合意しました。今後、12月にかけて行われる会議でこの合意内容が維持されれば、日本が漁獲できるクロマグロの量は大幅に増えることになります。

太平洋でとれるクロマグロに関する会議は、日本のほか、韓国や台湾、メキシコ、アメリカなどが参加し、29日まで3日間の日程でオンラインで行われました。

この中で、中西部太平洋では大型のクロマグロの漁獲量の上限を一律15%増やすことで合意しました。

一方、小型については今の上限を維持することになりました。

日本は会議で漁獲量の上限を20%引き上げるべきだと提案していて、参加した国や地域から、資源が回復傾向にあるという日本の主張が一定程度認められました。

今後、12月にかけて3つの国際会議が開かれ、この合意内容が維持されれば、正式に漁獲量の上限増加が決まることになります。

その場合、日本がこの海域で漁獲できるクロマグロは732トン増えることになります。

水産庁の高瀬美和子審議官は「まだプロセスを経なければならず、予断を許さないが、正式な合意となるよう働きかけていきたい」と述べました。