オリンピック 水球男子 日本は3連敗で予選リーグ敗退

東京オリンピック、水球男子の日本は予選リーグ第3戦でギリシャに9対10で敗れました。日本は3連敗で、2試合を残して予選リーグ・グループAの5位以下が確定し、予選リーグ敗退となりました。

水球男子は、12チームが2つのグループに分かれて予選リーグを戦い、各グループの上位4チームが準々決勝に進みます。

ここまで2連敗の日本は予選リーグ・グループAの第3戦でギリシャと対戦しました。
試合は一進一退の展開となりましたが、日本はゴールキーパーの棚村克行選手を中心とした粘り強い守備から反撃し、5対5の同点で前半を終えました。

後半の第3クオーター開始直後、日本はエースの稲場悠介選手の得点で6対5と勝ち越しましたが、その後、3連続ゴールを許してギリシャに逆転されました。
それでも終盤、日本は粘りをみせて荒井陸選手のゴールで9対9の同点に追いつきました。

しかし、残り32秒に反則で1人少ない数的不利な状況でギリシャに決勝点を奪われ、9対10で敗れました。
日本はこれで3連敗となり、2試合を残して予選リーグ・グループAの5位以下が確定し、予選リーグ敗退が決まりました。

日本はこのあと、予選リーグでイタリアと南アフリカと対戦し、オリンピックで37年ぶりの勝利を目指します。

キャプテン大川慶悟「僕らの実力が足りなかった」

キャプテン大川慶悟選手は「最後、決められなかったし、守れなかった。僕らの実力が足りなかった」と、ことばを詰まらせながら試合を振り返りました。
そのうえで、「予選リーグ敗退だが、どの試合も接戦で、世界で戦えるということは見せることができたと思う。いろいろな人に日本の強さを知ってもらえるように次のイタリア戦は勝ちたい」と、切り替えていました。

棚村克行「点がとれなかった」

ゴールキーパー、棚村克行選手は「日本の戦術はふた桁得点しないと勝てない。ディフェンスはみんな頑張っていたが、点がとれなかった」と敗因を分析しました。
そのうえで、次のイタリア戦に向けては「ここでどういう戦いができるか、次の世代にとっても重要になってくる。ゴールキーパーとして1本でも多く止めたい」と話していました。

志水祐介「全員が100%を出し切った結果だ」

最年長の32歳、志水祐介選手は「負けは悔しいが、全員が100%を出し切った結果だ」と振り返りました。
そして、志水選手はこの大会を最後に日本代表を引退することを明らかにしたうえで、「このチームを引っ張ってこられたことを誇りに思うし、いろんな人に感謝の思いを持ってキャップを置きたい。次の世代につなげられるように残りの2試合頑張りたい」と話していました。

大本監督「シュート決められなかったのが課題」

大本洋嗣監督は「選手たちは今まででいちばん集中力を高めて臨んでくれた。内容はよかったが、最後の最後にシュートを決められなかった。そこがこれからのいちばんの課題です」と話していました。
そのうえで、「予選リーグ突破はならなかったが、世界トップレベルのチームに勝つという目標に切り替えて、次のイタリア戦に臨みたい」と前を向いていました。