福井 福井市と越前町の16地区 約6万4000人に避難指示

福井県では、福井市と越前町の合わせて16の地区の、およそ6万4000人に避難指示が出されています。
これらの地区では、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。

避難指示が出されているのは、福井市の本郷地区の382世帯1029人、西藤島地区の1739世帯4728人、大安寺地区の420世帯1159人、鶉地区の1017世帯3005人、棗地区の557世帯1544人、鷹巣地区の678世帯1797人、宮ノ下地区の292世帯841人、さらに清明地区の3104世帯7759人、社南地区の5040世帯1万3450人、麻生津地区の2888世帯7920人、安居地区の1124世帯3179人、清水西地区の995世帯2967人、清水東地区の555世帯1784人、清水南地区の861世帯2179人、清水北地区の891世帯2379人、越前町では朝日地区の3101世帯8953人です。

住民「道路冠水 避難所に行けない」

避難指示が出ている福井市本郷地区の大年町に住む女性は「早朝4時半くらいから雨と雷がすごくなり、車が水につかっているのが見えました。自宅の周りの道路は冠水してしまっていて避難所にも行けない状態です。外に出るよりも家にいた方が安全だと判断して家にとどまっています」と話していました。

また、同じ地区に住む70代の女性は「冠水がひどく、長靴の上にくるほどでした。よく雨が降る地域ですが、今回は特に多かったです」と話していました。

福井市 剣大谷町の3棟の住宅で床下浸水

消防によりますと、29日午前8時の時点で、福井市剣大谷町の3棟の住宅で、床下浸水の被害が確認されているということです。

市内では、川や側溝から水があふれたり道路が冠水したりしているということで、警察と消防が現場で住民の誘導や交通整理にあたっています。

また福井市内の一部の地域で停電しているということです。

交通機関にも影響

交通機関にも影響が出ています。

午前9時現在、JRは九頭竜線で福井駅と越前大野駅の上下線で運転を見合わせています。

現時点で再開のめどは立っていないということです。

また、北陸本線は大雨のため普通列車の上下線4本の運転をとりやめ、現時点で最大90分の遅れが生じています。

福井鉄道は、停電の影響で全線の運転を見合わせていて、再開のめどは立っていないということです。

えちぜん鉄道は、勝山永平寺線の福井口駅から永平寺口駅までの区間で運転を見合わせているため代行バスを運行しています。