コロナワクチン 2種混合と誤り11歳の児童に接種 和歌山 海南

和歌山県海南市は、市内の医療機関で、新型コロナウイルスワクチンの接種対象ではない11歳の小学生に誤ってワクチンを接種したと発表しました。医療機関が児童の健康状態の確認を続けています。

和歌山県海南市によりますと26日、ジフテリアと破傷風の2種混合ワクチンの予防接種を受けるため市内の医療機関を訪れた11歳の小学生に、医師が誤って、ファイザーの新型コロナウイルスのワクチンを接種したということです。

ファイザーのワクチンの接種対象は12歳以上とされています。

児童は現在、微熱があるほか、接種した腕がはれているということで、医療機関が健康状態の確認を続けています。

市によりますと、児童に接種する2種混合ワクチンが置かれた机の上に、新型コロナのワクチンも置かれていて、医師が誤って手に取り接種したということです。

海南市は、市内の医療機関に対し、ワクチンの取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。