東京 墨田区保健所 ボクシング競技会場の国技館に立ち入り検査

新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、東京 墨田区の保健所は、オリンピックでボクシングの競技が行われる両国の国技館に立ち入り検査を行い、感染対策の状況を確認しました。

東京オリンピックでボクシングの競技会場になっている両国の国技館には、連日、大勢の大会関係者が訪れています。

墨田区保健所では、会場内の感染対策などを確認するため立ち入り検査を行うことになり、27日、担当者が打ち合わせを行いました。

そして、会場の図面を見ながら、換気の状況を調べるため二酸化炭素の濃度を測定することや、発熱者が出た際の動線についてチェックすることを確認し、検温を行ったうえで国技館に向かいました。

区では、別の日に食中毒の対策についても確認していて、医療現場がさらにひっ迫しないよう対策を強化することにしています。

墨田区保健所の西塚至所長は「大会関係者の感染も相次いでいる中、安全で安心な大会運営が実現するよう保健所がしっかり手助けし、厳しい基準でチェックしていきたい」と話しています。