北朝鮮「戦勝記念日」キム総書記 国民の団結呼びかけ

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、朝鮮戦争の「戦勝記念日」と位置づける27日、戦没者の墓を訪問しました。キム総書記は「英雄の遺訓は後世の愛国心を奮い立たせている」と述べ、新型コロナウイルスの影響で厳しい経済状況が続く中、国民の団結を呼びかけました。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、朝鮮戦争でアメリカに勝利した「戦勝記念日」と位置づける27日、キム・ジョンウン総書記が戦没者の墓を訪れたと伝えました。

この中で、キム総書記は「歳月が流れて世代が変わったとしても、戦争に勝利した世代の英雄的な遺訓は後世の愛国心を奮い立たせている」と述べました。

また、27日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、社説で「今われわれの前にはこのところ類のない最悪の難関が横たわっている。勝利者が持っていた闘争精神で活路を切り開くべきだ」として、朝鮮戦争当時の愛国心を学ぶべきだと伝えました。

北朝鮮は新型コロナウイルスの影響で厳しい経済状況が続き、食糧不足も伝えられる中、朝鮮戦争に勝利したとする歴史を強調することで、困難の克服に向けて国民の団結を呼びかけています。