米軍ヘリが田んぼに不時着 けが人なし 宮崎 串間

27日午前、宮崎県串間市の田んぼにアメリカ軍のヘリコプターが不時着しました。

これまでのところ、けが人はいないということで、九州防衛局や県などが詳しい状況を確認しています。

27日午前9時半ごろ宮崎県串間市崎田で「アメリカ軍のヘリコプターが田んぼに不時着している」と地域の住民から警察に通報がありました。

宮崎県などによりますと不時着したアメリカ軍のヘリコプターは27日午前8時すぎに、宮崎県新富町にある航空自衛隊新田原基地を離陸した機体だということです。

機体は普天間基地に所属する「AH-1」だということで、アメリカ兵2人が乗っていたということです。

また、これまでのところ、けが人はなく、機体に大きな損傷もないということです。

現場は志布志湾に近い、田んぼが広がる田園地帯ですが、500メートルほど離れた場所には集落もあります。

九州防衛局や県などが不時着の詳しい状況を確認しています。

不時着の米軍ヘリ 大きな損傷はなし

午後0時半すぎ、NHKが上空から撮影したアメリカ軍のヘリコプターは、稲が刈り取られたあとの田んぼに不時着しています。

灰色の機体には、海兵隊を示す「MARINES」というアルファベットが書かれています。

大きな損傷は確認できません。

乗員とみられる2人が外に出て待機している様子がわかります。

周辺にはパトカー数台も止まっています。

ヘリは普天間基地に所属

沖縄のアメリカ海兵隊によりますと、27日午前8時40分すぎ、宮崎県串間市の田んぼに普天間基地に所属するAH1攻撃ヘリコプターが不時着したということです。

海兵隊は、パイロットが飛行中に機体に問題がある可能性があると判断したため予防的に着陸したとしていて、乗組員にけがはなく、機体の損傷もなかったということです。

海兵隊は、今後、現地に調査チームを派遣して機体を調べ、普天間基地に戻す方法を決めるとしています。

防衛省 石川報道官「米に原因究明と再発防止求めている」

防衛省の石川報道官は記者会見で「事案の発生を受け、直ちにアメリカ側に対して原因究明と再発防止の徹底を求めている。防衛省として、アメリカ軍機の飛行に際しては、安全の確保が大前提との認識のもと、引き続き、安全管理に万全を期すよう求めていく」と述べました。