新型コロナ 高齢者で少なくともワクチン1回接種は84%余

新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも1回接種した高齢者は25日時点で2988万人余りで、高齢者全体の84%余りとなっています。

今年度中に65歳以上になる高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチンの接種はことし4月から行われています。

政府が26日公表した25日時点の状況によりますと、全国で1回目の接種を受けた高齢者は2988万4555人で高齢者全体の84.21%となりました。

また2回目の接種も終えた高齢者は2353万221人で66.31%となっています。

高齢者の接種について都道府県別でみると▽岐阜県で1回目を受けた人が90.99%と最も高く、2回目を終えた人は78.32%でした。

次いで▽山形県が1回目90.19%、2回目72.86%、▽滋賀県が1回目89.87%2回目71.17%、▽佐賀県が1回目89.53%2回目78.32%などとなっています。

大都市の都府県では▽東京都が1回目82.02%、2回目66.10%、▽大阪府が1回目79.84%、2回目62.40%、▽愛知県が1回目87.19%、2回目72.72%となっています。

これらのデータは各地域からシステムに入力された人数に基づくもので、実際はこれ以上に接種が進んでいる可能性があり、今後、増加することがあります。