出場辞退の東海大相模高校野球部 新型コロナ感染者31人に

野球部で新型コロナウイルスの感染者の集団=クラスターが確認され、夏の全国高校野球神奈川大会への出場を辞退した相模原市の東海大相模高校で、新たに9人の野球部員の感染が確認され、感染者の数は合わせて31人になりました。

ことしのセンバツ高校野球で優勝した相模原市の東海大相模高校は、部員と教職員の合わせて22人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたとして、準々決勝まで進んでいた夏の全国高校野球神奈川大会への出場を辞退しました。

相模原市によりますと、残りの野球部員らへの検査で新たに9人の部員の感染が確認され、感染者の数は合わせて31人になりました。

感染が確認された部員らの症状はいずれも軽症か無症状で、自宅などで療養しているということです。

市は検査で陰性が出た部員らについても体調に変化がないか健康観察を続けていくことにしています。