外食チェーン6月の売り上げ わずかに増加も依然厳しい状況

全国の主な外食チェーンの6月の売り上げは、3回目の緊急事態宣言が出る中で持ち帰りや宅配が好調なファストフードが下支えして去年の同じ月と比べて0.1%とわずかに増え、3か月連続の増加となりました。ただ、酒類の提供停止が要請された居酒屋やファミリーレストランは売上げが大きく落ち込み、依然、厳しい状況が続いています。

日本フードサービス協会によりますと、全国の主な外食チェーンの先月の売り上げは去年の同じ月と比べて0.1%とわずかに増え、3か月連続の増加となりました。

3回目の緊急事態宣言が出る中で、持ち帰りや宅配が好調のファストフードは去年と比べて9.1%増加したものの、酒類の提供停止が要請されたファミリーレストランは去年と比べて11.6%減少したほか、パブ・居酒屋では58.7%も減少しました。

新型コロナウイルスの感染拡大前の、おととし6月の全体の売り上げとの比較では22.6%減少していて、コロナ前の水準への回復に向けては、依然、厳しい状況が続いています。

日本フードサービス協会は「7月に入って東京都で4回目の緊急事態宣言が出されるなど外食の経営の先行きは厳しく、特に居酒屋は、引き続き大きな打撃を受けている」と話しています。