ワクチンパスポート きょうから申請受け付け 各市区町村で

新型コロナウイルスのワクチンを接種したことを証明する「ワクチンパスポート」の申請の受け付けが26日から全国の市区町村で始まります。隔離措置の免除や緩和が受けられるのは当面イタリアなど5か国となりますが、政府は対象となる国を拡大させたい考えです。

「ワクチンパスポート」は新型コロナウイルスのワクチン接種を受けたことを証明するもので、氏名や国籍、ワクチンを接種した日付などが記載されます。

海外への渡航に必要なパスポート(旅券)を持っている人を対象に、市区町村がワクチンの接種記録をもとに書面で発行し、26日から申請の受け付けが全国の市区町村で始まります。

「ワクチンパスポート」を入国時に提示することによって隔離措置の免除や緩和を受けることができ、当面はイタリア、オーストリア、トルコ、ブルガリア、ポーランドの5か国で、こうした措置が受けられるということです。

政府は今後対象となる国を拡大させたい考えで、各国との調整がつきしだい、順次外務省のホームページで公表することにしています。