将棋 藤井二冠 「三冠」かけ挑む叡王戦第1局に勝利

将棋の藤井聡太二冠が史上最年少での「三冠」達成をかけて挑む叡王戦の五番勝負が始まり、25日の第1局で豊島将之二冠を破って好スタートを切りました。

去年、八大タイトルのうち「棋聖」と「王位」を獲得した藤井二冠(19)は、トーナメントを勝ち抜いて「叡王戦」の挑戦権を得ました。

豊島二冠(31)に挑む五番勝負の第1局は、25日午前9時から東京の神田明神で行われ、藤井二冠は白の羽織、豊島二冠は緑色の羽織を身に着けて、それぞれ対局に臨みました。

対局は終盤に入って激しい攻め合いとなりましたが、先手の藤井二冠は正確な指し手を重ねて、午後6時10分ごろ、95手までで豊島二冠を投了に追い込み、初戦を白星で飾りました。

叡王戦の五番勝負は9月にかけて残る4局の日程が組まれ、先に3勝を挙げたほうがタイトルを獲得します。

藤井二冠は現在、「王位」の防衛戦でも豊島二冠と対戦していて、そのタイトルを守ったまま「叡王」のタイトルを奪えば、史上最年少での「三冠」達成となります。

藤井二冠「なんとか攻め合いにできればと」

対局のあと藤井二冠は「なんとか攻め合いにできればと思って指していました。これから第2局、第3局と続くので、しっかり状態を整えて臨みたい」と話していました。

敗れた豊島二冠は「分からないまま指してしまい、だめにしてしまったように感じます。またすぐに第2局があるので、しっかり準備して頑張りたい」と話していました。