24日 東京の人出 夜間は増加 五輪始まる前 1週間前との比較

4連休3日目の24日、東京・渋谷などの人出は、オリンピック開会前の、1週間前と比べて日中は減少した一方で、夜間は増加しました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使い、主な地点の人の数を調べました。

調査した時間は、日中が午前6時から午後6時まで、夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

まず、4回目の緊急事態宣言が出ている東京の24日の人出を、3回目の宣言の期間だった4月25日から先月20日までの土日、祝日の平均と比較してみると、
▽渋谷スクランブル交差点付近では日中は48%、夜間は62%ぞれぞれ増加しました。
▽東京駅付近では日中は7%増加、夜間は18%増加しました。

また、オリンピックが始まる前の、1週間前との比較では、
▽渋谷スクランブル交差点付近では日中が1%の減少、夜間は11%の増加、
▽東京駅付近では日中は13%の減少、夜間は7%の増加となり、いずれも夜間が増加しました。

まん延防止等重点措置が延長されている埼玉、千葉、神奈川、大阪では、1週間前と比べて
▽大宮駅付近で日中は5%、夜間は11%ぞれぞれ増加した一方、
▽千葉駅付近で日中は25%、夜間は6%それぞれ減少したほか、
▽横浜駅付近で日中は25%、夜間は18%それぞれ減少、
▽大阪梅田駅付近で日中は7%、夜間は2%それぞれ減少しました。

緊急事態宣言が延長されている沖縄では、1週間前と比べて
▽那覇市の県庁前駅付近で日中は31%の増加、夜間は26%の増加でした。