オリンピック 体操女子予選 団体 日本 チームの得点162.662

東京オリンピックは大会3日目の25日、体操の女子予選が行われ、団体の日本は、エースの村上茉愛選手が3種目では安定した演技でしたが、段違い平行棒で落下するミスがあり、チーム全体の4種目の合計で162.662の得点となりました。

体操の女子予選は団体と個人総合、それに種目別の予選を兼ねて行われました。
このうち団体は4種目それぞれ4人が演技して、上位3人の得点の合計で争います。

日本はエースの村上茉愛選手が2種目め、得意のゆかでH難度の大技「シリバス」を決め、13.933の得点をマークするなど、3種目では安定した演技を見せました。
しかし最後の段違い平行棒で落下するミスがあり、12点台の得点にとどまりました。

日本はチーム全体の4種目の合計では162.662の得点で、2チームが演技を終えた時点で2位となっています。

また、個人総合でこの種目、日本選手で初めてのメダルの期待がかかる村上選手は、4種目合計で53.965の得点でした。

日本の予選の順位はこのあと行われる残り10チームの演技で決まり、上位8チームが決勝に進出します。

個人総合は上位24人が決勝に進出します。

村上茉愛「緊張が演技に出た」

村上選手は、予選の4種目を終えて「すごく緊張して、それが演技に出てしまい、あまり振り返りたくないような試合だった」と話しました。

また段違い平行棒での落下について「いつもの練習では出ないような失敗だったので、ふだんと違うことが起きるのがオリンピックなのかなと思う。朝からの試合ではあったが、チームとしてはすごく楽しめたので、個々の反省は改善していきたい」と話していました。

平岩優奈「目指している体操やりきれず 悔しい」

平岩優奈選手は、ゆかや段違い平行棒でミスが出た予選について「自分らしさを出すことができず、チームにも貢献することがあまりできなかったのがすごく悔しい。自分が目指しているきれいな体操をやりきれなかったことも、すごく悔しかった」と涙を流しながら話しました。

そのうえで、決勝に進んだ場合について「私らしさをしっかり出して、今度はきれいな体操を見せられるように頑張りたい」と話していました。

芦川うらら「自分としてはいい点数 ほっとしている」

18歳の芦川うらら選手は、種目別で出場した平均台の演技について「久々に演技を始める前から緊張していたが、なんとか最後まで粘り強く演技した。14点台はいかなかったが、自分としてはいい点数が出たので、少しほっとしている」と話しました。

また初めてのオリンピックについて「プレッシャーを感じずに、楽しく演技できてよかった。オリンピックに初めて出ていちばん思ったのは『楽しいな』ということだった」と話していました。

畠田瞳「自分の安定感のある演技見せたい」

畠田瞳選手は「1種目めの平均台は、トップバッターを任されて、演技中は生きた心地がせず不安だった。平均台と得意の段違い平行棒でチームに貢献できてよかった。跳馬の失敗を取り戻せてよかった」と振り返りました。

そして、団体、個人総合で決勝に進出した場合について「団体ではもう一度、自分の安定感のある演技を見せて、チームの得点に貢献したい。個人総合で決勝に進出できたら、失敗を恐れずに思い切って演技したいと思う」と話していました。

杉原愛子「感謝の気持ち忘れず演技したい」

2大会連続出場の杉原愛子選手は「1種目めの平均台は2年ぶりに落下して申し訳ない気持ちだった。いちばん点数を稼がないといけないところで落下し、すごく悔しい気持ちがあった。ただ、チームのみんながいい演技でカバーしてくれたので、切り替えて、2種目めのゆかからは自分らしい演技が戻ってきた」とチームのメンバーへの感謝を話しました。

そして、決勝に向けて「オリンピックという舞台が開催されたことがありがたいことなので、感謝の気持ちを忘れず演技したい。きょうは緊張で大会を楽しめなかったので、決勝では楽しみながら演技で恩返ししたい」と話していました。