オリンピック 新型コロナ 選手2人含む10人感染と発表 組織委

東京オリンピックに出場するため海外から来日した選手2人を含む、国内と海外の合わせて10人が、新たに新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
大会組織委員会がPCR検査で陽性が判明したと25日発表したもので、これまでに感染が確認された選手や大会関係者などは132人となりました。

組織委員会は25日、海外から来日した選手2人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したと発表しました。

このうち1人は、すでにオランダの競技団体が発表している、オランダのボートの男子選手で、予選の試合に出場したあとの検査で感染が確認されました。

もう1人はドイツの自転車の男子選手で、滞在中のホテルで行った検査で感染が確認されたということです。

また、東京 中央区晴海の選手村に滞在する海外からの大会関係者やメディア関係者など、25日は国内と海外合わせて10人の感染が明らかになりました。

組織委員会が発表を始めた今月1日から25日までの感染者の累計は132人となりました。

24日発表された選手1人については、事前合宿先の自治体に向かう際の空港の検査で判明したことから、組織委員会のまとめからは除外したということです。

このほか組織委員会は、今月22日に感染が確認されたチェコの自転車の男子選手の濃厚接触者として6人が認定されたと発表しました。