ベンツもすべてEVに 欧州の自動車メーカーのEVシフト加速

EU=ヨーロッパ連合が、2035年にガソリン車などの新車販売を事実上、禁止する方針を発表する中、これに先駆けてメルセデス・ベンツのすべての車をEV=電気自動車にする目標を打ち出すなど、ヨーロッパの自動車メーカーのEVシフトが一段と加速しています。

ヨーロッパでは、ドイツやフランスなどが加盟するEUが今月、2035年にガソリン車などの新車販売を事実上、禁止する方針を発表するなど、各国が車に対する環境規制を強めています。

こうした中、ドイツの大手自動車メーカーダイムラーは、高級車ブランド「メルセデス・ベンツ」のすべての新車を2030年までにEVにする目標を打ち出しました。

2039年までとしていた当初の計画を10年近く早め、実現に向けて400億ユーロ、日本円で5兆円余りを投じて、バッテリー工場の建設などを進めるとしています。

また、イギリスの「ジャガー」やドイツの「アウディ」、それに、スウェーデンの「ボルボ・カー」などもEV専業となる予定で、ヨーロッパのメーカーを中心にEVシフトが一段と加速しています。

脱炭素の機運は世界的に高まっていて、車の電動化を急ぐ動きは、さらに広がるとみられています。