難民申請のサッカー ミャンマー代表選手 J3クラブ練習生に

サッカーのミャンマー代表として来日し、試合前、軍事政権に抗議の意志を示したことから、日本にとどまり難民申請をしているミャンマー人の選手が横浜のJ3のクラブに練習生として加入することが決まりました。

ピエ・リアン・アウン選手はことし5月、サッカーのミャンマー代表のゴールキーパーとして来日し、ワールドカップアジア2次予選の試合前に3本の指を立て軍事政権への抗議の意志を示しました。

母国に戻れば迫害されるおそれがあるためそのまま日本にとどまり、難民認定を申請しています。

この報道を知った横浜市を拠点とするJ3のYSCC横浜がピエ・リアン・アウン選手にプレーする場を提供しようと今月、練習に招待したところ、選手は日本でサッカーを続けることに前向きな意向を示し、練習生としてクラブに加入することが23日決まりました。

日本での在留を希望するミャンマー人を対象とした特別措置によってピエ・リアン・アウン選手は6か月の滞在が認められており、現在、身を寄せている大阪から今後、神奈川に移り、本格的な練習を始める予定です。

YSCC横浜の吉野次郎代表は「今回はプロとしての契約には至らなかったが、可能性はある。今後の活躍に期待したい」と話していました。
ピエ・リアン・アウン選手は「自分にチャンスを与えてくれたクラブにとても感謝しています。このチャンスをつかんで一生懸命練習していきたいです。ミャンマーに戻る時が来たら日本で学んだことをミャンマーの子どもたちにも伝えていきたいです」と話していました。