オリンピック 卓球 今大会最年少 12歳のシリア選手が出場

東京オリンピックの卓球女子シングルスでは、今大会の出場選手で最年少となる12歳のシリアの選手が出場しました。

今も内戦が続くシリアで練習し、24日の予選では27歳離れた選手と対戦して敗れましたが、今回の経験をバネにさらなる飛躍を誓いました。

卓球女子シングルスの予選に出場したシリアのヘンド・ザザ選手は12歳と204日で、東京オリンピックに出場する選手では最も若く、オリンピックの卓球でもこれまでの15歳と118日を更新し、歴代最年少で出場した選手となりました。

いまも内戦が続き、練習環境が十分整っていないシリアで、オリンピックに備えてきました。

24日の予選では、オーストリアのリュー・ジャ選手(39歳)と、年の差で27歳も離れている選手と対戦しました。

ザザ選手はバックハンドで鋭いショットを打ち込むなど、練習の成果を披露しましたが、序盤からミスが目立ち、最後は1ゲームも奪えず敗れました。

試合後にリュー選手と写真を撮って健闘をたたえ合ったザザ選手は「初めてのオリンピックで緊張しました。会場の雰囲気など、いつもと違うプレッシャーに慣れておらず、悔しいです」と話しました。

それでも「内戦が続く中でもシリアのスポーツ関係者が応援してくれました。今回負けて学んだことを生かし、次のオリンピックまでにさらにいい選手になりたいです」と話し、今後の活躍を誓っていました。