“少しでも雰囲気を”オリンピック開会式で国立競技場周辺混雑

東京オリンピックの開会式が行われた国立競技場の周辺は、少しでも雰囲気を味わいたいという人たちで混雑しました。

国立競技場の近くにある広場には、大勢の人たちが集まり、午後8時に開会式が始まるとスマートフォンのアプリでテレビ中継を見守っていました。

そして、午後8時10分ごろに花火があがると、拍手をしたり、花火に合わせて歓声を上げたりしながら、写真を撮っていました。

その後、会場からの音はほとんど聞こえなくなりましたが、多くの人がその場にとどまっていました。

仕事帰りに同僚と立ち寄ったという40代の女性は「生きている間に二度とないかもしれないと思い、少しでも雰囲気を味わおうと来てみましたが、こんなに集まっているとは思いませんでした。それでも、騒いだりせずにマスクをして、日本人らしくおとなしく楽しめたのでよかったです。開会式の直前で関係者の辞任が相次いで、こんなことで無事に終わるのかと不安もありますが、家のテレビで応援したいです」と話していました。

別の40代の女性は「会場で競技を観戦する予定もあったし、せっかく海外ではなく日本でやっているから、開会式の雰囲気だけでも感じたいと思って来ました。開会式の直前で辞任が相次いだことは、準備を頑張ってきた人がいるのに残念だな、スポーツを気持ちよく見たいのにな、という気持ちです」と話していました。

また、会社員の20代の男性は「外国のメディアが来ているのを見て、始まったなと実感が湧きました。マスクもしているし、周りに迷惑かけなければいいと思って来ました。関係者のスキャンダルは、昔のことなのでほじくって騒ぎすぎるのもどうかなと思います」と話していました。
港区から4歳の男の子を連れてきた男性は、「東京大会は一生に一度かもしれず、この空気感を子供に覚えてもらえたらと思って会場の近くまできました」と話していました。

また、20代の大学生は、「大学の友だちがラグビーで出場するので、応援したいという気持ちで開会式の会場にきました。コロナ禍で不安なことも多いですが、明るい大会になってくれれば」と話していました。