オリンピック 選手と大会関係者ら19人感染確認 1日当たり最多

23日に開幕する東京オリンピックに出場するため来日したチェコの選手2人とオランダの選手1人が、新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。23日は国内と海外合わせて19人がPCR検査で陽性が判明したと発表され、大会組織委員会が発表を始めた今月1日以降最も多くなりました。

23日に開幕する東京オリンピックを前に、組織委員会は海外から来日した選手3人が新型コロナの検査で陽性反応を示したと発表しました。

このうち1人はチェコのオリンピック委員会がすでに発表しているビーチバレーの女子選手で、24日に日本のペアと予選リーグの初戦で対戦する予定でした。

もう1人はチェコの自転車の男子選手で、チェコのオリンピック委員会はこれまでに選手団で判明した感染者は選手4人と関係者2人の6人に上ったとしています。

このほか、オランダのテコンドーの女子選手1人の感染も明らかになりました。

さらに選手村の選手団関係者2人も感染し、このうち1人はフィリピン選手団の関係者だということです。

23日は大会関係者やメディア関係者など、国内と海外合わせて19人がPCR検査で陽性が判明したと発表され、大会組織委員会が発表を始めた今月1日以降最も多くなり、これまでの累計で106人となりました。