ワクチン接種 診療所への費用上乗せ支援策 来月以降も継続へ

新型コロナウイルスのワクチン接種を着実に進めようと、政府は診療所で一定の回数以上の接種を継続して行った場合に、国が支払う接種費用を上乗せしてきた支援策を来月以降も継続する方針です。

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐって、政府は診療所での接種回数を底上げするため、今月末までに
▽1週間で100回以上の接種を4週間以上行った場合は、1回につき2000円
▽150回以上の場合は3000円を
それぞれ国が支払う接種費用に上乗せしています。

政府は、10月から11月までの早い時期に、希望するすべての人に接種を終えられるよう、来月以降も上乗せ措置を継続することになりました。

具体的には
▽8月、9月と、▽10月、11月のそれぞれ2か月間に同様の回数以上の接種を4週間以上行う場合は、引き続き上乗せを行うとしています。

また、1日に50回以上の規模で接種を行った場合に、1日当たり10万円を医療機関に交付している支援策も当面続ける方針です。