名古屋城の「金のしゃちほこ」 ヘリコプターで天守閣に戻る

新型コロナウイルスで苦境の観光業などを支援するために地上に降ろされていた名古屋城のシンボル「金のしゃちほこ」が22日、ヘリコプターで天守閣に戻されました。

地上に降ろされていたのは、名古屋城のオスとメス、2体の金のしゃちほこで、新型コロナウイルスの影響を受ける観光業などを支援しようと、ことし3月から市の中心部の栄のほか岐阜県や長野県で展示されてきました。

しゃちほこが地上に降りるのは、「愛・地球博」以来16年ぶりで、市によりますと、およそ4か月間で27万人を超える人が間近でしゃちほこを目にしたということです。

22日は午前8時すぎに、重さが1.2トンあるしゃちほこが城内の広場からヘリコプターで1体ずつ運ばれ、およそ20分かけて高さおよそ50メートルある天守閣の上に戻されました。
今後、ボルトで固定され、元どおりの姿が見られるようになるのは来月中旬になるということです。

近くに住む81歳の男性は「しゃちがない城は寂しかったので戻ってくれてうれしい。いつまでも輝いてほしい」と話していました。

名古屋市観光文化交流局の松雄俊憲局長は「無事に天守閣におさまりほっとしている。天守閣で輝く姿も見に来てほしい」と話していました。