ベラルーシ反政権派 米にルカシェンコ政権への圧力要請

旧ソビエト・ベラルーシのルカシェンコ大統領の退陣を求めて抗議活動を続ける反政権派の代表がアメリカのワシントンでブリンケン国務長官などと面会し、ルカシェンコ政権に対して制裁の強化など、圧力を一層強めるよう求めました。

ベラルーシのルカシェンコ政権への抗議活動を続ける反政権派のチハノフスカヤ氏は、アメリカ政府の支援を求めてワシントンを訪れていて、19日にブリンケン国務長官と、20日には、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官や、上下両院の議員と相次いで面会しました。

チハノフスカヤ氏は20日、現地のメディアの質問に答え、ブリンケン長官などに対し、ベラルーシの主要産業となっている肥料や石油製品の国営企業に制裁を科すなど、ルカシェンコ政権への圧力を一層強めるよう求めたことを明らかにしました。

その上で「アメリカは象徴的な行動でなく、積極的な動きを見せることを望む。民主主義国家が結束して怒りを示す時が来た」と述べ、ルカシェンコ大統領の退陣に向けてアメリカがより踏み込んだ対応をとることに期待を示しました。

一方、ホワイトハウスも20日、声明を発表し、サリバン補佐官がチハノフスカヤ氏に対し、民主主義や人権を求める反政権派の勇気や決意を支持すると伝えたことを明らかにしました。