三菱電機 電気制御機器 安全認証得ていない材料で約14万台製造

空調装置などをめぐって長年、不正な検査が行われていた三菱電機は、岐阜県の工場で製造した電気制御機器でも、必要とされる安全認証を得ていない材料でおよそ14万台の製品を製造し、出荷していたと明らかにしました。

会社によりますと、岐阜県にある名古屋製作所可児工場で製造した電気制御機器について、本来はアメリカの第三者機関による安全認証を得た材料を使う必要があったにもかかわらず、別の材料を使って製造し、出荷していたということです。

内部の調査で明らかになり、ことし4月までの8年間に製造され、およそ14万台が出荷されたということです。

今のところこの製品に関する事故の報告はなく、会社は安全性に問題はないことを確認したとしています。

この工場では、別のタイプの電気制御機器でも必要とされる安全認証のない材料で製品をつくり、215万台を出荷していたことが、ことし5月に明らかになっています。

三菱電機をめぐっては長崎県の工場で製造した鉄道用の空調装置や列車のブレーキなどに使われる空気圧縮機の検査で、30年以上にわたって不正が行われていたことが明らかになり、外部の弁護士などでつくる調査委員会が詳しい調査を行うことにしています。

会社では今回、明らかになった件も調査委員会の調査の対象とすることにしています。