菅首相 “東京五輪 感染対策に万全尽くし成功に向け努力”

東京オリンピックの開幕を前に、菅総理大臣は21日夜、総理大臣官邸で記者団に対し、日本選手団にエールを送るとともに感染対策に万全を尽くし、大会の成功に向けて努力する考えを重ねて示しました。

この中で、菅総理大臣は「いよいよ、あさってオリンピックの聖火がともる。世界の選手の活躍で若者や子どもたちに夢や感動を与えられる最高の機会になることを期待する。日本の選手団には、持てる力を十分発揮して、最高のパフォーマンスを見せてほしい」と述べました。

そのうえで、「政府としても、感染防止に全力を尽くし、大会を成功させるための努力をしたい」と述べるとともに、自宅でのテレビ観戦や、テレワークなどを通じた交通量の抑制に協力を呼びかけました。

また、「感染者が増える中で開催し、国民の命は守れるのか」と問われ、「守れると思っている。きょうも東京都の新規感染者数は1000人を超えているが、重症化がいちばん多いと言われる65歳以上の高齢者の感染者は4%を切っており、ワクチン接種の効果が出ていると考えている」と述べました。

さらに、大会関係者と一般の人の接触をなくす「バブル方式」が機能していないのではないかとの質問には、「IOCにもしっかり対応してほしいと思うし、組織委員会と連携して、徹底していきたい」と述べました。

一方、パラリンピックの観客の扱いについて、菅総理大臣は「パラリンピックまでに感染状況が変わってきたら、組織委員会など5者で対応を考えることになっているので、そうなってきたら、ぜひ、観客がいる中でと思っている」と述べました。