組織委 橋本会長「“復興オリンピック”と思われるよう努力」

東京オリンピックの開幕に先立って、東日本大震災の被災地の福島と宮城で始まった競技について大会組織委員会の橋本会長は、少しでも多くの人たちに見ていただきたかったとしたうえで「東京大会が復興オリンピックだったと、のちのち思ってもらえるように努力していきたい」と復興に込める思いを述べました。

無観客試合「多くの人たちに見ていただきたかった」

橋本会長は21日、福島市の県営あづま球場で行われたソフトボールの日本対オーストラリアの試合を視察したあと、東京 江東区のメインプレスセンターで記者会見を開きました。

この中で大会の理念である復興について、選手村で提供される料理に東北の食材が使われていることや、表彰式では被災地で育てた花を使ったブーケを贈ることなどを紹介しました。

そのうえで橋本会長は「大人以上に感性がある子どもたちの将来の考え方の形成にとって重要だと思っているので、少しでも多くの人たちに見ていただきたかったという思いが正直ある」と無観客で開催された試合を振り返りました。

その一方で「新型コロナウイルスの対策に追われたこの1年も、東北の復興なくして大会の成功なしという思いで活動してきた。東北で最初の試合が行われた東京大会が“復興オリンピックだった”とのちのち思ってもらえるように組織委員会として努力してきたい」と復興に込める思いを述べました。