オリンピック 競泳 池江璃花子「出場は運命 全力尽くす」

東京オリンピックの競泳の日本代表が開幕を前にオンラインで取材に応じ、池江璃花子選手は「1年前には考えられなかった環境にいると思うが、東京オリンピック出場は自分の運命だと感じている。全力を尽くしたい」と大会に向けた決意を述べました。

開会式翌日の今月24日から競技が始まる競泳の日本代表選手たちは、競技会場の東京 江東区の東京アクアティクスセンターや、北区にあるナショナルトレーニングセンターなどで最終調整を行っています。

開幕前の21日、選手たちがオンラインで取材に応じ、このうち池江選手は「会場の下見も行い、雰囲気を感じるなかでいよいよ始まるんだなという気持ちになってきた」と、今の心境を話しました。

池江選手はまず、競技初日に予選が行われる女子400メートルリレーに出場する予定で「世界の中で日本の現在の立ち位置は8番手から9番手と決勝進出はぎりぎりのラインなので、予選で日本記録を更新し、まずは決勝に残りたい。決勝でそのタイムをさらに縮めるのが4人の目標なのでみんなで達成したい」と話しました。

そのうえで、去年8月に競技に復帰してから、およそ1年での東京オリンピック出場について「1年前には考えられなかった環境にいると思うが、東京オリンピック出場は自分の運命だと感じている。与えられた使命を全うして結果に結び付けたい。全力を尽くしてテレビの前で応援してくれる人たちが盛り上がるレースをしたい」と意気込みを話しました。

また、競泳の日本代表チームでキャプテンを務める入江陵介選手や萩野公介選手などは、午前中に東京アクアティクスセンターで行われた公式練習に参加しました。

このうち萩野選手は、およそ1時間半かけて本番のプールで泳ぎを確認し、練習の途中ではレース用の水着に着替えてスタートから50メートルまでのタイムを計測するなど、本番を見据えた調整を進めていました。

佐藤翔馬「怖がらずにいきたい」

男子200メートル平泳ぎで金メダル獲得を目指す20歳の佐藤翔馬選手は競技会場での練習の後、オンラインでの取材に応じました。

佐藤選手はことし4月の日本選手権で日本新記録をマークして代表内定を決めましたが、その後は体重管理に苦労しておよそ3キロ増えたり、持ち味のキックの感覚が以前と変わったりした時期があり焦りも感じたということです。

指導する西条健二コーチからは、考えすぎず思い切りいくように声をかけられているということで「今はまだプレッシャーは大丈夫ですが、感じるときが来るだろうなという覚悟を持ってやっています」と少し緊張した面持ちでした。

そのうえで「前半から思い切り行くのが自分の持ち味なので怖がらずにいきたい。150メートルをターンして相当きつい状態だと思うが、自分のすべてを出し切りフィニッシュした瞬間に倒れてもいいという気持ちでやりたい」と気を引き締めていました。