新型コロナワクチン 大規模接種センター 9月まで設置延長

政府が設置した東京と大阪の大規模接種センターについて、防衛省は、引き続き多くの人に接種してもらうため、9月下旬までおよそ1か月間延長することを決めました。

政府が設置した大規模接種センターは、東京会場で1日におよそ1万人、大阪会場でおよそ5000人の予約枠で、来月23日までの3か月間の予定で設置されています。

防衛省は、21日対策本部会議を開き、引き続き多くの人に接種してもらうため、センターの設置を9月25日ごろまで、およそ1か月間延長することを決めました。

今後、1回目の接種を受けることができるのは、どちらの会場も来月28日までで、それ以降は2回目の接種のみになるということです。

また、予約方法について、台風などの気象状況に応じて予約の取得や変更がしやすくなるよう、数日後の日程でも予約できるように変更するということです。

会議のあと、中山防衛副大臣は記者団に対し「1回目の接種を受けた人が、2回目も確実に受けられるよう、大規模接種センターを継続することにした。希望する1人でも多くの人に接種ができるよう、引き続き全力で取り組んでいく」と述べました。