オリンピック 海上競技など水際警備 海上保安庁長官 万全期す

23日開幕する東京オリンピックの水際の警備について、海上保安庁の奥島高弘長官は「過去最大数の巡視船艇などを集結させ、過去最大規模の体制で臨む」と述べ、テロ対策に万全を期す考えを強調しました。

東京オリンピックは選手村などの多くの施設が臨海部にあり、複数の競技が海上で行われることから、海上保安庁が水際の警備にあたります。

この警備について、海上保安庁の奥島高弘長官は21日の記者会見で「これまでの大規模行事に比べても、対象施設が広範囲に及ぶうえ、長期間になる」と述べました。

そのうえで「全国から過去最大数の巡視船艇などを集結させ、過去最大規模の体制で臨む。海上警備をはじめ、職員による旅客船ターミナルなどの警戒を強化している」と述べ、テロ対策に万全を期す考えを強調しました。

一方、巡視船などを集中させることで全国の通常業務に影響は出ないか問われたのに対し「大規模事案の同時発生に対応できる体制の整備などを順次進めてきていて、大会期間中でも、全国の海上保安業務に支障が生じることがないよう、対応にあたる」と述べました。