香港警察 リンゴ日報元幹部を国家安全維持法違反容疑で逮捕

香港の警察は中国に批判的な論調で知られ、7月、発行停止に追い込まれた新聞「リンゴ日報」の元編集幹部を、香港国家安全維持法に違反した疑いで新たに逮捕し、リンゴ日報に対する捜査の手を緩めない姿勢を鮮明にしています。

香港の警察は21日、「リンゴ日報」の編集幹部だった51歳の男性を、外国勢力と結託し、国家の安全に危害を加えたとして、香港国家安全維持法違反の疑いで逮捕したと発表しました。

具体的に何が問題視されたのかは明らかになっていませんが、警察はこの元幹部が先月、記事などを通じて国家の安全に危害を加えた疑いがあるとして逮捕された、ほかの編集幹部と同じ事件に関係しているとしています。

リンゴ日報は編集幹部の逮捕が相次ぎ、資金が凍結されたことから、先月24日の朝刊を最後に発行を停止しました。

警察は新聞の発行が停止されたあとも、イギリスに向かおうとしていた別の幹部を香港の空港で逮捕するなど捜査の手を緩めておらず、一連の事件で逮捕されたリンゴ日報の関係者は合わせて8人に上っています。

警察は捜査をさらに続けるとし、国家安全維持法違反の事件に厳しく対処する姿勢を鮮明にしています。