オリンピック ソフトボール 日本のライバルアメリカも初戦勝利

東京オリンピック ソフトボールの予選リーグが21日から始まり、世界ランキング1位のアメリカは世界9位のイタリアに2対0で勝ちました。

アメリカは日本が金メダルを獲得した2008年の北京大会では銀メダルでしたが、それ以前にオリンピックで3大会連続で金メダルを獲得している強豪です。

試合は打線が3回までノーヒットに抑えられましたが、4回と5回に1点ずつをあげました。

投げては先発のキャサリン・オスターマン投手が6回をヒット1本、9つの三振を奪いました。
そして最後の7回はエースのモニカ・アボット投手が3者連続三振に抑えて2対0で勝ちました。

アメリカは22日、予選リーグの第2戦で世界3位のカナダと対戦します。

日本 順調にいけば決勝でアメリカと金メダルをかけて戦うことに

日本のライバル アメリカはイタリアとの予選リーグの初戦で打線は2点にとどまりましたが、投手陣は評判どおりのピッチングを見せました。

先発したキャサリン・オスターマン投手は38歳。

1メートル88センチと長身の左投げです。

オリンピックは2004年のアテネ大会と2008年の北京大会に出場し、その後、現役を引退しましたが、ソフトボールの復活が決まった東京大会での金メダル獲得を目指し3年前に復帰しました。

オスターマン投手は6回を投げてコントロールよくフォアボールはゼロ。

緩急を巧みに使ってバッターのタイミングを外すベテランらしいピッチングも光りました。

試合後の会見で「全体的にいいピッチングだった。ストライクゾーンを目指して投げて、バシバシ入ったので満足している」と振り返りました。

そのうえで「もちろんメダルを目指しているが、1試合1試合の積み重ねが、結果につながる」と話していました。

一度引退したことのブランクについて問われると「対抗心や挑戦心は変わらない。体力面ではブランクの分を取り戻す必要があったが、離れたことが私には逆によかったと思う。私の挑戦する意思は全く変化していない」と力強く述べていました。

また試合後の会見でケン・エリクセン監督は「とにかくいい内容の試合をすることを心がけているが、きょうは苦しい場面でもピッチャーが非常によかった。特にオスターマンはすばらしかった。攻撃でもいい場面でランナーを返してくれて全体的にいい内容だった。これからもいい試合を積み重ねていくことが重要だ」話していました。

世界ランキング2位の日本は順調にいけば決勝で世界1位のアメリカと金メダルをかけて戦うことになります。

アメリカには北京オリンピック決勝では勝ちましたが、予選リーグと決勝トーナメントは敗れました。

そして2016年と2018年の世界選手権はいずれも決勝で敗れました。

オスターマン投手に加え、7回の1イニングを3者連続三振に抑えたエース、モニカ・アボット投手の2人の存在が日本の前に大きく立ちはだかりそうです。

日本、アメリカ、カナダが白星発進

21日のこのほかの試合結果です。

日本対オーストラリアは日本が8対1で5回コールド勝ちしました。

世界ランキング2位の日本はエースの上野由岐子投手が5回途中まで投げて1失点と試合を作り、攻撃では3本のツーランホームランで世界8位のオーストラリアを突き放しました。

カナダ対メキシコは世界3位のカナダが4対0で勝ちました。

ソフトボールは6チームが出場して総当たりのリーグ戦を行い、1位と2位が決勝に3位と4位が3位決定戦に進みます。