暴走行為や騒音で“眠れない” 声受け駐車場閉鎖へ 福岡 糸島

鳴き砂で有名な福岡県糸島市の海岸にある「二丈パーキング」やその周辺で夜間、バイクなどの暴走行為や騒音が地元の人たちの生活に深刻な影響を及ぼしていることから、国道事務所が夜間の閉鎖に踏み切ることがわかりました。

夜間、閉鎖になるのは糸島市二丈鹿家の国道202号線沿いにある二丈パーキングです。

九州で唯一の鳴き砂の海岸「姉子の浜」に隣接する駐車場で日中は観光客などが利用していますが、夜になると改造したバイクなどが集まり雰囲気は一変します。

警察への通報の件数はことし1月から4月末までで60件と過去5年間の同じ時期の平均の2倍近くにのぼりました。

「騒音で眠れない」「恐怖を感じる」などの声のほか健康被害を訴える内容もあり、小学生の児童から警察に届いた手紙には「夜になるとバイクの音がうるさくて困っています。僕はあまり眠れないことがあるからです。兄弟たちも困っています。助けてください」と記されていました。

地元の区長も駐車場の夜間閉鎖を求める要望書を去年11月、国道事務所や警察などに提出していました。

その結果、国道事務所は午後6時ごろから翌朝の8時ごろにかけて駐車場の閉鎖に踏み切る方針を決め、20日地元の区長などに伝えました。

具体的な開始の時期について引き続き観光協会などと調整するということです。

小学生からの手紙「たすけてください」

暴走族などの取り締まりにあたる福岡県警察本部の交通指導課にことし5月、小学生の児童から手紙が届きました。

手紙には「おまわりさんへ」という題名で次のように書かれていました。

「ぼくは、夜になるとバイクの音がうるさくてこまっています。夜になってときどき、ねているのにブンブンブーンという大きな音をたててバイクにのった人たちがしゅうだんになって家の前の道を通りすぎていくからです。そして、ぼくはあまりねむれないことがあるからです。おまわりさんこんなときどうしたらいいですか?家族や兄弟たちもこまっています。たすけてください」

警察は手紙を送った小学生の児童に直接会って取り締まりを強化することを伝えたということです。

地元区長「安心して眠れる」

鹿家行政区長の横尾俊一さんは「20日、国道事務所の職員から駐車場を夜間、閉鎖すると聞きました。調整にもっと時間がかかると思っていましたが、早く動いていただいたことに感謝しています。本当に困っていたので多くの住民が喜んでいます。やっと安心して眠れます」と話していました。